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フォールトトレラントサーバ

フォールト・トレラント・サーバ(ftサーバ)とは、「ハードウェアコンポーネントの二重化」と「障害検出・切り離し機構実装」により高度なフォールト・トレラント機能(FT:耐障害性)を実現した高可用性サーバです。
CPU、メモリ、ハードディスク、PCIスロットなどの主要ハードウェアコンポーネントの二重化により、ハードウェアの障害時にも連続稼動が可能となりました。 当社ではNEC製ftサーバを採用しており、単体サーバでの可用性を追求する技術「GeminiEngineTM(ジェミニエンジン)」により、二重化部分を同期して動作させることで、万一のハードウェアの障害にも、OSやアプリケーションソフトウェアの動作に影響を与えることなく、システム停止を回避します。

主要コンポーネントを二重化
今日、Webサーバの停止や、業務サーバの停止が企業に大きな影響を与えるようになりました。PCサーバでもハードディスクや電源を二重化することが当たり前になりつつあります。フォールト・トレラント・サーバは、主要コンポーネントを2つずつ備え、同期して稼動させています。一見無駄に見えますが、障害に備えてコールドスタンバイのサーバを用意するよりも確実で、コストも抑えられる構成です。可用性を高めることを目的とした高い冗長性を備えたサーバです。

部品交換時にも業務継続可能(システム停止不要)
フォールト・トレラント・サーバは、万が一障害が発生した場合、障害部分を瞬時に切り離します。業務運用は通常通り行っている状態で、障害が発生した部品を交換することが可能です。交換のためのシステムの停止や再起動が不要です。交換後は、すばやく同期動作を復旧し、正常稼動に戻ります。処理中の業務に影響を与えることなく運用することができます。

※下の画像をクリックすると拡大して見られます。


1.

二重化部が同期をとり、1台のサーバとして稼動

2.

障害部分を瞬時に切り離し、運用継続処理中の業務には影響なし

3.

業務を停止することなく、故障した部分のモジュールを交換

4.

修理・交換後、再び同期動作を再開し、正常稼動に復帰

アプリケーションもそのまま使用可能
特別な設定は必要とせず、手を加えることなくそのままアプリケーションを利用することが可能です。

Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform 5.2(EM64T)に対応

フォールト・トレラント・サーバ(ftサーバ)の詳細は NECのサイトをご覧ください。